軍刀外装 (8)0

鞘 の 種 類 と 細 部

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陸 軍 刀

       九四式  標準: 鉄鞘      特注: 鮫皮巻木鞘・漆塗木鞘(主として高級将校に多い)
       九八式  標準: 鉄鞘・アルミ鞘  特注: 鮫皮巻木鞘・漆塗木鞘  略式: 革覆い木鞘


九 四 式・九 八 式 標 準 鉄 製 鞘




帯青茶褐色光沢、又は半光沢塗





特 注 鞘




鞘は鉄製の標準、塗色のみ特注





鮫皮巻木鞘 (研出鮫皮の色は各種ある)




漆塗木鞘 (漆の色は各種ある)

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  上: 鉄又はアルミ鞘 
  中: 入れ子鞘: 朴の木、極めて薄い。生地の儘、黒塗装、ニス掛けがある。手入れの為簡単に二つに割れる
  下: 野戦用革覆い: 鉄・アルミ鞘の保護。責金物の跡がついている。口金〜佩鐶間の留めには紐とボタン留めの二つがある



     鉄、又はアルミ鞘     入れ子鞘

 駐爪を通す為、入れ子鞘に切り欠きがある。
 鉄・アルミ鞘の四角い穴は駐爪受け、
 駐爪はこの穴に引っかかって留まる。
 通常は口金で隠れている。鮫皮巻木鞘・漆塗木鞘は海軍刀と同じく
 口金に駐爪を引っかけて留める。





2

九 八 式 略 式 外 装


木 鞘 + 革 覆 い



 朴の木鞘に簡略佩鐶を付けて革で覆った略式鞘。鞘に塗色を掛けた物もある。口金・責金物・石突金具は無い
 革覆い左端のボタンは鞘走り防止バンド留めボタン受け。稀に、口金を付けて駐爪留めにしたものがある。






佩鐶は極めて簡素。
鞘走り防止バンド留めの取付け位置の違いで、
革覆いのボタン位置が反対の物が混在する



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三 式 鞘


標準: 鉄鞘







(上) 標準: 黒叩き塗
  (下) 異色: 濃緑色叩き塗




異 種 品



木製鞘: 赤色叩き塗。この他、オレンジ色などがある  




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海 軍 刀


       太刀型  標準: 黒革巻き木鞘又は、黒研出鮫皮巻木鞘  準標準: 黒漆塗木鞘 並: 塗装木鞘


標 準 型







黒研出鮫皮巻木鞘 (上等金具装着) (鮫皮は、粒の大きさ・配列に各種がある)





特 注 又 は 異 種 品





黒研出鮫皮巻木鞘(大粒)




茶研出鮫皮巻木鞘




準標準: 黒漆塗木鞘




塗装木鞘 (例: 紫檀色): 中期以降に多く、黒塗色が一般的



 参考: 海軍刀野戦革覆いの色は「黒」が標準
    陸・海軍刀共に、鞘は刀身に合わせて一口(ふり)毎に造られるもので、長さ・反り等同じ物は一つとして無い。
    軍刀外装には本身が外されている事が多いが、後で、鞘に合わせて刀身を調達すると云う事は事実上不可能である。



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