歴史・戦史 フィンランドへの贈呈刀(2) 0

来日した二人のフィンランド将校

歴史は語る  | ホーム | 贈呈刀 | 日本ーアイルランドの絆
ページ内検索  各国駐日武官 | 関東軍への講演 | 日本刀の試斬

各 地 の 点 描





 昭和17年6月、ライネ大尉の南方視察旅行に関連して撮られた。

 日本の将校達がドイツ、イタリア、ルーマニア、フィンランドの各国将校を出
 迎えている。
 各国武官は全員サーベルを持っている。
 外国武官がサーベルを吊らずに手に持っている理由は分からない。

 右から四人目、白い防暑へルメットと白い服装がライネ大尉。
 彼は1922年式騎兵サーベルを持っている。



        日本・関東軍将校と共にモンゴルを視察中のカイラ大佐 (左から二人目) とライネ大尉 (中央右)

 日本軍将校は軍服に軍刀を佩用しているが、モンゴル視察の二人のフィンランド将校は平服である。
 中央の日本軍参謀将校は旧軍刀(サーベル)を、左の将校は刀緒の無い打刀改造の軍刀を手に持っている。

1



在京外國武官招待午餐會記念撮影
昭和18年2月19日、於 東京水交社
前列中央は海軍中将・岡敬純 中列右から三人目が陸軍大佐・カイラ




 カイラ大佐

 この写真の裏に
  " Soyakofu (Oyabyo) Summer 43, Lt.Col Sakamoto"
 と書かれている。
 "昭和18年の夏、Soyakofu 0yabyo、Sakamoto中佐"という
 意味である。
 然し、写真の右の人物は満洲國軍の制服を着て、サーベルを
 佩いている。
 満洲國軍を指導する為の日本軍将校だったのであろうか ?

 背景の廟の詳細は不明








カイラ大佐とライネ大尉は、昭和17年から
昭和18年にまたぐ冬の期間、在満洲フィンランド公使館附き武官だった






田村廣太朗なる人物は不明


2

関東軍に対する「対ソ連戦の要諦」を講演

 関東軍の「仮想敵国」はソ連だった。
 フィンランドは対ソ連戦を既に二回経験していた。
 関東軍の要請により、カイラ大佐は戦訓に基づいた、特に冬場の対ソ連戦の要諦を各種講演した。



カイラ大佐が講演した、各種テキストの一部。関東軍の「極秘」、「部外秘」扱いとなっている。








 フィンランド軍の正規の軍服を着用したライネ大尉。
 左は軍刀を佩く満洲國軍将校で貴重な映像である。
 (軍衣のポケットがプリーツ入りの貼り付け型で日本将校と区別される。情報: 山本義江様より)
 
ライネ大尉は刀帯もサーベルも着けていない。

 前掲のカイラ大佐は白いバンドに全ての装飾を持った警備部隊の制服を着用してい
 る。
 カイラ大佐は1926-1928年の間、フィンランド予備仕官学校の主任を務めた。




閲兵式に参加




昭和17年天長節観兵式の外国武官宛て要領案内
11番にカイラ大佐、22番にライネ大尉の名前が記載されている


日 本 刀 の 試 斬



日本刀の試斬りをする駐日フィンランド大使(左)と、カイラ大佐(右)



休 息



日本の宴会を楽しむカイラ大佐とライネ大尉。この料亭の場所が、内地か満洲かは不明


写真はフィンランド共和国文化財委員会(在ヘルシンキ)様のご好意に依る。ロンクヴィスト氏経由でご提供戴いた




   2013年10月4日より 無料カウンター 直接ご訪問(経由を含まず)
ページのトップへ▲
English edition
フィンランドへの贈呈刀  ホーム  軍刀  日本軍刀とアイルランドの絆 マンネルヘイム元帥への贈呈刀 →