昭和17年6月、ライネ大尉の南方視察旅行に関連して撮られた。 日本の将校達がドイツ、イタリア、ルーマニア、フィンランドの各国将校を出 迎えている。 各国武官は全員サーベルを持っている。 外国武官がサーベルを吊らずに手に持っている理由は分からない。 右から四人目、白い防暑へルメットと白い服装がライネ大尉。 彼は1922年式騎兵サーベルを持っている。 |
カイラ大佐 この写真の裏に " Soyakofu (Oyabyo) Summer 43, Lt.Col Sakamoto" と書かれている。 "昭和18年の夏、Soyakofu 0yabyo、Sakamoto中佐"という 意味である。 然し、写真の右の人物は満洲國軍の制服を着て、サーベルを 佩いている。 満洲國軍を指導する為の日本軍将校だったのであろうか ? 背景の廟の詳細は不明 |
カイラ大佐とライネ大尉は、昭和17年から 昭和18年にまたぐ冬の期間、在満洲フィンランド公使館附き武官だった 田村廣太朗なる人物は不明 |
フィンランド軍の正規の軍服を着用したライネ大尉。 左は軍刀を佩く満洲國軍将校で貴重な映像である。 (軍衣のポケットがプリーツ入りの貼り付け型で日本将校と区別される。情報: 山本義江様より) ライネ大尉は刀帯もサーベルも着けていない。 前掲のカイラ大佐は白いバンドに全ての装飾を持った警備部隊の制服を着用してい る。 カイラ大佐は1926-1928年の間、フィンランド予備仕官学校の主任を務めた。 |
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