海軍士官羨望の的 | 軍刀 | 軍刀について(軍刀抄目次) |
戦艦「三笠」 日本海々戦当時の戦時塗装 |
甲種三笠短剣 → (刃長: 24.75p・反り無し) 「皇國興廃在此一戦」彫刻 |
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三笠短剣押し形: 海軍兵学校士官候補生三笠刀佩用芳名 |
字体と鑢目に注意 「興国ノ興廃・・・・」彫刻は外部業者で処理された |
← 三笠長剣押し形 表銘:奉納 水交神社 裏銘:以三笠艦砲鋼謹造 甲種三笠短剣押形 → 表銘: 三笠砲鋼 秀明 裏銘: 昭和五年八月日 |
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堀井 秀明 日本製鋼所の招聘で東京より室蘭に移住。大正7年7月入所。 大正7年8月、瑞泉鍛刀所の火入式。 昭和18年10月没。 兼明・俊秀は同人。戦前の代表的刀匠。 関連記事 海軍御賜短剣・俊秀 三笠短剣・秀明 |
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刃長: 二尺二寸五分(68.4p) 反り: 六分(1.9p)
刀身切先側に樋、ハバキ側に素剣の彫り |
銘: 加和鋼 以三笠砲材 瑞泉 源秀明 謹作 Mei: Tamahagane is mixed with Mikasa's gun steel Zuisen Minamoto Hideaki 裏銘: 昭和七壬申(みずのえさる)歳 春吉日 Uramei: 1932 Spring lucky day |
瑞泉鍛刀所の記録に残る押し形 長サ二尺二寸五分有之 水交社注文 元帥東郷閣下ヘ贈呈 相州傳 |
平成17年、日刀保「保存刀剣」証書に記載の茎の複写図 |
贈呈当時の外装がこの打刀の拵えかどうかは不明 ↑ 水交社の性格と昭和7年の時局を考えると、海軍長剣に 仕込まれていた可能性もある。 ←刀鍛冶堀井家百五十年の歴史「えにし」誌 本誌の中にも本刀の説明と押し形が収録されている |
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