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刀身留めの蟹目(かにめ)ナット |
刀身99841 根元の錆びは黒。切羽は革製。鍔の刀身側は黒の残色が強い |
東京砲兵工廠刻印を中心に「二」・「大」・「平」・「識別不可」の四つの文字。 右書きだから「大・二」、「判読不明の文字(楢?)・平」と組み合わせると「大正2年」作、 「楢(?)平」=検査官名と思われる。別の複数の外装で「二.・四大」=大正4年2月?が確認されてい るが、この外装には「・四」の痕跡が認められない。 |
口金の駐爪受けは鍔の湾曲に伴い口金面から斜めにテーパーが付く 入れ子鞘の影の中央手前の横に白く見えるのがボルト受けの穴 |
口金と固定マイナスボルト ボルトで入れ子鞘も固定 している 口金とその周囲は黒塗装の残色に見える |
口金の方は黒塗装の剥げに見えるが石突側はクローム鍍金 の剥げの様にも見える。通常の鉄とは違う磨銕の地肌か ? |
蹄鉄石突に鑢で削った跡 刀身と同じシリアルbェ刻印されていた 筈である。その下に「ホ」の検査刻印。東京砲兵工廠検査印か ? |
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