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文
献・論稿 (書籍・Webサイト)
の信憑性は中身の論拠で判断するものである。著者の組織や肩書きで信頼性を判断するのは最も愚かなことである。 国家機関ですら、欺瞞の情報を流していたことは過去の歴史が証明している。 著名な出版社の書籍なら信頼出来ると判断するのは論外である。営利企業の出版社は著述の真偽で出版する訳ではない。出版の判断基準は営業採算性である。売 れそうであれば中身の真偽など問題ではない。又、真偽の判断など、出版社にできる訳がない。 社会や企業がどのような仕組みで動いているかを考えれば自ずと解ることである。 非営利組織の各種学会誌は、会員の論稿を自動的に採りあげる。各学会が中身を審査して公開している訳 ではないから、その中身は玉石混淆も甚だしい。学会誌だから信頼できるというものではない。 日本刀は、他の工芸分野に比べて極めて特殊分野であることは否めない。 従って、日本刀の実質に関してまともな研究は行われて来なかった。刀剣界の間違った情報に染まっている人達が公的機関を初め、全ゆる組織に浸透している。 その為、刀剣の国策すら誤らせて来た。 日本刀情報の真偽は、こうした状況を斟酌して見極める必要がある。 |
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